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2007/7/21 二度あることは三度目の正直 ポルトガルを去って早や1年が経過した。
世界中のみなさん、誕生日おめでとうございました。
そして去年のちょうど今日から1ヵ月後ぐらいに
日本に帰国してちょうど1年弱が経過した。
キョンシーは中国語でジュンシーと言うらしいんですが
最近になってようやく友人がこたつをしまいました。
夏ですね。
夏になると頭のおかしくなってしまう人が増えるみたいで
この前の朝、総武線で三鷹まで寝ながら旅行して携帯
電話を紛失したあと再購入したオレのネオ携帯に最初に
届いたメールもひどいものでした。
『王様のアイデア』に対抗して、奇想天外なSMグッズを扱う
『女王様のアイデア』ってのを立ち上げてサクセスしてみないか?
そんな事言われても困るんですが、ついに
サマージャンボ宝くじが発売ですね。
オレは買いません。
なんか久しぶりだから真面目な日記が書けないや
うんこ 2006/8/29 ダッピセミの抜け殻を見つけては喜んで拾っていたガキが
セミの抜け殻にクスクスを詰めてユーカリの葉に乗せ
『これはアボリジニの料理でバイアグラと同じ効果があるんだよ』
と言ってイタズラしたいなんて事を抜け殻発見と同時に
考えてしまうオッサンになっていた。
更には
オレはセミよりも全力で生きているんだろうか?
アイツの叫びより遠くへ本気で叫べているだろうか?
なんて事を考えていたら脳が4つくらいに分裂したり
何十年も脳内留置所に入っていたアイツが娑婆に
出てきたりしていた今日この頃
笑点からサザエさんへの連続コンボで明日から学校
という現実に引き戻されるお子様達にとって、明日
8月31日は、宿題を全てそうめんと一緒に茹でて
しまいたくなるようなメランコリックな一日であろう。
夏休みが終わった社会人も然り
「鉄拳が仕事だったらいいのに。仕事行きたくねえよ、バカ!」
と言いながらプレステの電源を切り36時間労働に出勤した
33歳の彼の叫びは果たしてセミの叫びを超えていたのかもしれない。
小学生達に便乗して、オレも夏休みの思い出でも書いて
書き終えた途端に全部忘れて来年の夏の自分を楽しみにしよう。
セミがウルセエ 2006/7/26 スイカ頭7月初旬
同学年のイチロー選手が夢を売って金を稼いでいるころ
オレは仕事を辞め、油を売って1円にもならないことを考えていた。
とりあえずバルセロナに行ったオレは一軒のBARでビールを飲んでいた。
オレの他には酔っ払いのジイさんが一名。そのジイさんが発する独り言
をBGMに通りの喧騒を眺めていると
『日本人?中国人?』
という質問をオレに浴びせかけてきた。
日本人だ、と答えると
『パパ(ローマ法王)がスペインに来てる。
アイツはおべんちゃら野郎だ!ブッ(口で鳴らした音)!』
取りあえず無視していると
『ダメだ、もうスペインは!ダメなんだよおおう!ブッ(口の音)!』
さらに放任主義を貫いていると
『日本人?中国人?ブッ(屁の音)!』
3段落ちに思わずビールを吹き出してしまったオレは
レバノン人の従業員に会計を告げた。
その夜、友人と外を歩いていると2人のフランス人
の女の子に声をかけられた。
『ハーレムジャズクラブってどこにあるか知ってる?』
「もちろんだよ!今オレ達も丁度行こうとして
いたんだYO(ウソ)!一緒に店まで行こう」
と告げた後、友人と
「オレ一回シャワー浴びに帰るからよ。ダッシュで戻ってくるから!」
『きたねーよ!オレもシャワー浴びに帰るから先いっててください!』
という仲間割れを開始した刹那
近くで立小便をしていた男2人が笑顔でオレ達に寄ってきて
小便絞りたてホヤホヤの右手をオレ達に差し出した。
『あ!彼らがハーレムジャズクラブの場所教えてくれるって!
ところであなた達って日本人?中国人?』
「に・・日本人・・・」
『ニーハオ!』
その男連れのフランス女史に
「ちげーよ!」
と突っ込む事も出来ずに
夜は更けていったのです。
もちろんハーレムジャズクラブなんかに
は行くワケもなかったのです。 2006/6/30 バーベキュー最高!の巻数週間前の週末のディスコで、シーラカンスの刺身を
主食にしているようなゴリラ顔のゲイに
『アー ユー ゲイ?』
という中学1年で習う疑問文を目を見ながら発射された
アキラを笑っていたオレはそこで携帯電話を失くした。
鍵を手に入れるにはキャシーに会えばいい。
実に単純明快。
が、携帯電話を失ったオレは彼女の電話番号も
分からず、仕事場も知らない上に金もない。
彼女の帰宅時間までバトミントンワールドカップ
日本対日本をアキラと開催しようとした刹那
「あ、店でインターネットやって調べればいいじゃん!」
という名案を
『店の鍵持ってないやないすか・・・』
という返し技で技ありを取られた。
が、技あり1回ではまだ試合は決しない。
『諦めたらそこで試合終了だよ』
という安西先生の言葉を思い出した。
そこで、白髪混じりのアフロヘアーですきっ歯で鼻が赤く
素手で蝿を叩き潰す女子プロレスラーみたいな
28歳女従業員の家に鍵を借りに行くことに。
が、人間サファリパークみたいな彼女が自宅にいる
可能性は極めて少ない。
祈るように呼び鈴を押して、二階の道路側に干されたパンティー
を口を開けて見ながら音沙汰を待っているオレ達バカ兄弟。
しばしの沈黙の後、1人の大男に見下ろされていた。
それは昔ウチで働いていてオランダに旅立った
ゲイ巨人アンドレだった。
ビーサン、短パン、麦わら帽子のオレ達を見て
『海に行くの?』
一時帰国していたヤツにそんな挨拶をされたが
無事銀の鍵を手に入れた。運が2上がった。
店に着いてパソコンを起動、アキラが早速メール
に入っているキャシーの電話番号を調べた。
『あ、消えとる・・・』
とりあえず、ビールを飲んで作戦会議。
バトミントンワールドカップは置いといて
そうだ!チャットだ!
チャットでポルト在住の今夜のBBQメンバー
ひろこさんに話しかけた。
『ёΦΨφμ』
古文書のような返事が返って来たので、ローマ字
でチャット。キャシーの電話番号を手に入れた。
運が1上がった。
速攻でキャシーに電話。30分後に彼女の仕事場
の最寄り駅で待ち合わせる事に。
店のチップ箱から2人分の電車賃2,6ユーロを
拝借していざ、地下鉄の駅へ。
地下鉄の料金が1,35ユーロに値上がりしていた。
無賃乗車に成功してようやくキャシーと対面。
『お母ちゃーーーーーん!』
と会った瞬間に言うバカ息子2人に鍵と肉を買う金を与えてくれた。
『腹減ったよーーー』
キャシーの働く大学の学食へ連れて行ってもらうことに。
体育学部にはオレ達同様にビーサンを履いている学生
がいたので
「お!オレ達と同じビーサン学部だな、あいつらは」
なんてつまんない事を言いながら、バトミントンで
体育学部風味をアピール。
セルフサービスの列に並び、レジの前まで来た刹那
『学生証を提示してください』
と言われたので、キャシーを一瞥した後
「ない」
と答えた。次に
『学生なの?』
と言われたので、キャシーにはノールックで
「はい」
と答えた。1,9ユーロ也。
まあ、そんな感じで肉を買ってBBQに出発。
BBQは楽しかったです。
最後に犬に掌貫通するくらい噛まれた以外は。 2006/6/22 部屋と合鍵とコックと泥棒、その妻と愛人今回は夜7時からBBQをナイターで執り行う事に決定。
そしてはちきれんばかりに肉買出し部隊所属になったオレとアキラ。
BBQ当日、昼過ぎに肉買出しに出発。
バトミントンのラケットを持って家の玄関を力強く閉めた。
刹那
『家の鍵って持っとります?』
と聞いてくるアキラ
「いや、ココ最近は軽量化推進協会の意向で持ち歩いてない」
と、オレが答えると
『オレ、現金と鍵持ってくるの忘れてドア閉めちゃいましたよ・・・』
オートロックが自動的に発動するのはオートがオートであるために
閉め続けなければならず、ソレは板一枚で遮断された現実
としてオレ達の前に立ちはだかる。
「ビーサンの鼻緒が切れたんだけどさ、これはビーサンのグリップ
と石畳の抵抗が相互作用を・・・」
『難しい事を言ってるみたいやけど、ようはビーサンで石畳
が歩きづらいって事ですよ。』
という会話をしながら、果てしないやっちゃった感に包まれ
つつ石畳を短パン、Tシャツ&壊れたビーサン、アキラは
短パン、タンクトップ、麦藁帽子、そして無一文という
いでたちで当てもなく歩き始めた。
「ここはポジティブに行こう!今の状況を楽しむんだよ!」
という選手宣誓の元、同居人キャシーから合鍵
を手に入れる旅が始まったのだった。
つづく 2006/6/15 カクガリズム午前8時、オレの部屋からサンタカタリーナ通りを挟んで
向い側の建物の工事が始まる。その騒音で目を覚ます
日々が続く今日この頃。
ブラインドが壊れて降りないオレの部屋は朝の光が
舞い込んで猛烈に暑く、窓を開ければ工事の音が
オレの鼓膜のマナーモードを破壊する。
最近は、その騒音を波の音と思い込み、頭の中でα波
に変換させてやり過ごす作戦を失敗したりしているうちに
自動的に2度寝を敢行できるようになった。
が、今朝は工事をしている1人の兄ちゃんが吹く口笛に撃沈。
同じメロディを3小節吹いてはまた3小節の繰り返し。
それも30分以上、延々と。
しかも、音階が3段跳びくらいにズレていて、ソレが
気になってしょうがなくなり、オレ自ら正しいメロディを
寝ながら口笛で吹いてしまったほどだ。
そんな朝からランバダを口笛で吹いてしまう男が
バーベキューに行きたくなるのは必然。
口笛吹いて空き地に行けば知らない子だってもういない。
中国語で言うなら、大腸癌上等!
次回、第2回BBQ大会に行って来ましたの巻
お楽しみに 2006/6/11 寒ブリ二郎今、もしオレに子供がいたとして
『父上!宿題を教えてください!』
と言われても、勉強を教えてやれないという事に気が付いた。
漫画三国志を全巻読破したという理由で、世界史
を選択した10代。世界史の教科書には、張遼も
関羽も陸遜グレイシーの名前も出ておらず、1ページ
で終わった三国時代。その教科書の中身で唯一
オレの記憶に残っているのは、オクタヴィアヌスという名前だけ。
そいつが誰かなんて知らない。アヌスという言葉に
敏感な10代を送っていた事実しかそこにはないのである。
ルートって何だよ?因数分解?使った事ないし
使い方も分からない。ロボットの運転に使うのか?
「フレミングの法則ってナンだっけ?この手の形は知ってんだけどさ」
とアキラに聞いたら
『えっと・・・・力?』
「勇気!」
『アンパンマン!』
3本の指をへし折りたくなった俺達ではあるが
マンガを読んでたので漢字はちょっと読める
という事が確認された。
『昔、虎舞竜のこと、マイコリュウええよなあ
って言うとった時代がありました・・・」
と告白するアキラ。
「実はオレもマンガ読んでて読めない字があったら
勝手にオレ流で読み方決めてたよ・・・」
そんなある日、鍋の蓋を持っていたキャシーを見て
『うわ!ドラクエや!ドラクエの戦士や!ちょっとこれ持ってみ!』
と言っておたまを渡すアキラ
『うわ!ラーメン戦士や!ラーメン戦士おかん!
うわ!最悪のネーミングセンスやってもうた・・・』
もう、頭の中はコロコロコミックである。
それを天界から見ていたオレはビールを床にこぼしたので
キャシーのクマちゃんタオルで拭いてビショビショにした。
『タオルで床を拭くような子供は産みません!』
って怒られた。
そして、ビリヤード中に
『幼稚園児みたい』
と、オレを褒めてくれたり
『テンションが低い!』
という理由で、オレの背中にパンチをして
『うわ!出た!ラーメン戦士おかんのラーメンパンチや!』
とアキラに言われたりしているうちにキャシーに母親
としての自覚が生まれてきたようだ。
まだオレ達は子供だから子供に勉強なんか教えない。 2006/6/2 野田クルゼ登場人物紹介
ヒトリーマン
いつも1人でランチを食いに来るサラリーマン
フタリーメン
いつも2人でランチを食いに来るサラリーメン
本屋
近所の本屋ファミリー
ドラゴンボール
いつも学校帰りに厨房に勝手にやって来て
オレにかめはめ波を1発放って帰っていく小学生
オカマ
家具屋の社長。ゲイ。
もやし
暗い大学の助教授。ガリガリだから超大盛り
でランチを作ってやったらそれ以来来なくなった。
パソコンメガネ
ランチを食い終わった後もダラダラとノートパソコン
をいじって長居する客。フィリップとケンカして来なくなった。
ベジ子
ベジタリアンの金髪女。
以上がだいたいのうちのランチの常連客
毎日ランチメニューを変えなければいけない当店
肉、魚、スープ、デザートなどは問題ないが
ベジタリアンメニューとサラダを1年中違うメニュー
でやっていくのは、ぽっちゃり系ねるとんパーティー
で、体重100キロオーバーの女性に
『ごめんなさい・・・』
って頭を下げられるくらいしんどい。
だが、金髪美女ベジ子の為に、オレ達は
毎日、エンドルフィン(脳内麻薬)を垂れ流し
ながらベジタリアンメニューを考えている。
しかも、ヤツは米も芋もパスタも食わない。
そして、毎日、ランチのベジタリアンメニューを
メールし続けたおかげで4日連続来店記録を
達成したベジ子。
そろそろオレとアキラの告白タイムも迫ってきた4日目だった。
『ごめんなさい・・・』
魚料理を完食したベジ子にそう言われた気がした。
ベジタリアンじゃねえじゃん。ダイエットってなんだよ?
サイヤ人を撲滅する為に、かめはめ波の素振り100回
でもすっか。 2006/5/25 モリモリアクション関西ではサンキューのことをサンコンと言い
電話に出るときに、もしもしをモスラと言う
そうです。
雲ひとつない五月晴れの青空の下
室内でビールを飲みながらお題バトン
なんてものを書いてるオレは日の出ずる
国のヒマジンです。
Q1「いただいたお題」
ペンネーム、オシッコウーマンさんより
過去の危ない目に遭った話
ペンネーム、轟痔ろうさんより
オナニーの話
を頂きました。採用されたお二方には
番組特製マルボロの空き箱で作った
F1マシンをプレゼントします。
Q2「イメージしたお題」
自分の話から連想するイメージを「お題」として次の人に示します。
人生はオナニーとはよく言ったもので、F1だって横自慰とかで
重力に揺さぶられたり、えっと、ビールなくなったんで取ってきます。
とにかく生きてればいいんですよ。多分絶対。
生きてれば昼からビールを飲んで満足だし、危ない目にだって
遭えるし、オナニーだって出来る。
ちなみにタイトルのモリモリアクションというのは友人が幼少の頃
オナニーというワードを知る以前に、そう呼んでいた言葉です。
という事で、次のお題は
人工肛門にまつわるエトセトラ
Q3「バトンを渡してくれた人へ」
さし美さん(源氏名):今度指名するから働いてるキャバクラの場所教えてください。
よPさん:娘さんをください。
Q4「次にバトンを渡す3匹が斬る」
夢がモリモリさん 2006/5/15 焼け石に肉近頃、実に天気が良い。
天気が良いとBBQに行きたくなるのは、生まれて最初に
貰った有名人のサインがマッハ文朱である男には必然。
3月から新しく同居人となったキャシーに日曜日に
BBQに参加してくれるメンバーを招集するよう要請
したのが先週の木曜日。
金曜日には誘ったメンバーは全滅という解答が得られた。
まあ、3人いれば将棋だってオセロだって出来るし
1人は審判になればいい。
が、捨てる神があれば拾う神もあったみたいで、最終的には
野球チームを構成して『代打、犬!』という余裕まで
できる、7人プラス犬3匹が参加を表明。
みなさん初対面だったけど本当に良い人ばかりで
とても楽しかったです。ワンちゃん達もすごくカワイかった!
こう書いておけば次回もまた参加してくれるよね。
前夜祭と称して前日は5時過ぎまで痛飲。
翌朝10時にたたき起こされた時は、中止
にしようって本気で思ったが、太田胃さんが
応援してくれたので「精神力、精神力」と
呪文のように唱えながら出発。
無事、川原に到着して、いざ関が原という
段階で、キャシーが買ってきた炭が実は
ラバロックというガスキャンプ用の石である
ことが発覚。彼女はこのネタでしばらく
イジられることが確定。良かったね。
暫くキャシーを石責めにしていたが、今度は
オレの直腸が風雲急を告げた。
酒を飲んだ翌日に下痢になるのは腸が
正常に働いているという事。なんて能書き
をたれるより、ウンコが先にたれそうになった。
もちろん便所なんてものはなく、一面見晴らし
の良い川原で、ベスト野糞スペースを探すオレ
と、町まで戻って炭を探しに行くメンバー。
が、もちここで野糞をちたら、キャチーをネタ
には出来じゅ、オレがウンコマンってニックネーム
になってちまうので鳥肌を炭火焼にするような
気分で耐えることになるから赤ちゃん語でガマンでちゅ。
ブブー
とりあえず括約筋に精神を集中してビールを
飲んで落ち着いて、肉を食べたら治った気がした。
その後は、アキラとバトミントンをして10分で
スタミナが切れたり、買ってきたバットとボールで
1人野球を始めたアキラは初球をホームランして
ボールがなくなったり、寝てたらフェラーリのように
体が真っ赤に焼けたりして帰宅後仕事へ。
「明日休みだけど晩メシ何食う?焼きソバ食いたい、オレ」
『今日の肉があまっとるから、明日も焼肉やな』
「まあ、焼きソバと焼き肉は家族みたいなもんだしな」
『苗字も一緒やしね』
という会話をしながら午前1時半に閉店。
そんなわけで今夜は焼肉パーティー 2006/5/8 1億5千円春、出会いと別れの季節
北半球が冬だった頃、タイで海に行こうとしていたオレは
結局、従兄のオイルショックにより一度も海には行けず
悔しかったので、海パン着用で水シャワーを浴びるという
バーチャル海の家体験しか出来ずに春の北半球に舞い戻った。
そんな春にタバコの吸殻達が灰皿との決別を図り
灰皿をひっくり返してチキンランを企んだのか全員が
床に飛び出した。掃除当番はいつだってこのオレ。
アキラが最近行きつけのトルコレストランでチャンチャンと
呼ばれている。理由は春だからだろう。
そのチャンチャンはこの前の休みに旅行したスペイン
で食べた生牡蠣にTKO負けを喫している。
そんな折、ウチのゲイカップル、フィリップとペドロが別れて
1ヶ月が経過した。そして別れて1人暮らしを始めたフィリップ
の家で新居お披露目を含めたヤツの誕生日パーティーが開催。
その日、アキラが牡蠣に悶絶させられていたので1人で
仕事をしていたオレに20時半に25人分の誕生日ケーキ
を頼むフィリップ。お前は母親の子宮からやり直せ!
しかも全部で10人くらいしか参加してないのに
25人分って、ケーキは別腹ってことか、よし。いや、ダメ。
ダメといえば、その夜にペドロが己の肉体を誕生日
プレゼントにしてしまったことが本日のトップブリーダー賞。
つまり、コーヒーを間違えた英語風にキョーフィーって言ったって
スターバックスの店員の混乱を招くだけなんですよ。
その男達が絡み合った夜から数日後、車に乗っていた
ペドロが、フィリップと他の男が歩いてるのを発見。
2人は大喧嘩して・・・ってもういいや。
春は、出会いと別れと別れられない男達のなんか
ネチネチ且つジメジメとした生牡蠣の当たる季節。
そろそろGパンの下に海パンをはいて出勤をはじめよっかな。 2006/4/30 山家流行に敏感な彼は五月病を先取りしてしまい
メッコリブログの更新をサボっていたみたいです。
客観的な言い訳でしたがみなさんお久しぶりです。
話は変わって、五月病というか三月病みたいなアイツ
が、地底からオレを呼ぶ声がするので行ってみたら
4メートル程落下して大理石に命を奪われかけました。
話は変わって、240度に温められたオーブン中
(オーブン中学校)でぬくぬくと育っていたフライパンのヤロウ。
アイツを素手で3秒間握ったオレは大火傷をしました。
話は変わって、佐渡島だか志度島の情痴な人に
焼酎の変わりにウォッカを使うウーロンハイを教えて
貰いました。ハイじゃないし、兄弟じゃないし
オレの方が年上というのも納得がいか内藤陳ですよ、はい。
話は戻って、火傷のせいで生命線の長さが5分の1になりました。
今30歳だから150歳まで生きれた計算だったのに、そろそろ走馬灯
をグルグルと回されてしまうのだろうか?
さらに痛くて寝れないので、冷凍庫内の肉とか魚をオレの
たなごころ熱で解凍し続け、最後に残った魚の女王こと
4ヶ月前の凍った舌平目を夜のパートナーに選出。
痛くて目が覚めた時、彼女は何度もオレを癒してくれました。
翌朝起きたら同じ枕で寝ていた彼女の涙はオレの枕
を海鮮風味に仕立て上げてもくれました。
オレも涙が出そうになりました。
久しぶりなので今日はこのぐらいでカンベンしてください。 2006/3/10 油汁拝啓、今ボクはタイのバンコクにいます。
10時間超のフライトを終え、空港に迎えに来てくれていた
従兄とダイレクトにイサーン料理屋台に向かったのが午前0時半
『辛くしないでね!』
と、3回も顔見知りの従業員に頼む辛い物が苦手な従兄。
そして運ばれてきた激辛ソムタムを食べて明日
のトイレに一抹の不安を覚えたのが午前1時
『ゲバラ好きでしょ!ゲバラのVCD買ったから見なよおお!』
とシャワーを浴びた後に言われ、VCDを観賞。字幕はタイ語。
ゲバラが飛行機に乗り込んだ時刻は午前4時半
ウルトラマンの布団にオレがもぐりこんだ時刻は午前4時45分
従兄の携帯が鳴ったのは午前5時
『ポム コ ラック レック (レックを愛してる)』
とかタイ語で言っていた。その直後に
『ポム コ ラック イヌ (イヌを愛してる)』
と意味不明な呪文を唱え始めた。
レックではなくてネコだったんだけど、とにかく
タクシーで動物病院に到着したのが午前6時。
急に体調が悪くなった従兄の知り合いの女の子の飼っているネコ
ルルちゃんの診断が終わるまで付き添う事になったのである。
バイクに轢かれて血だらけになっていた子猫を当時
大学生だった彼女が拾ってずっと育てているらしい。
『すっごいやさしいよねえ!ねえ、思わない?』
とオレに聞く従兄。そしてオレが返事するより早く
『やさしいんじゃない。当たり前だよ。じゃあ、あなたは目の前
に怪我してるネコがいたら放っておくの?』
と彼女から従兄にカウンターの右ストレートが飛んできた。
刹那、地面に横たわり
『ほら!ボク倒れてるよお!助けてー!』
『ヤダ』
『ボク、このネコ好きになっちゃった!死んだら泣いちゃうよー!』
なんていうキャッチボールのできていない会話を横目で
見ながら点滴の袋が空になったのは午前10時半
彼女とネコを見送った後、歩道橋の上からデモパレードを眺めながら
『彼女の名前、オイルっていうんだよ。あっ!メールがきた!』
と言って、携帯電話を取り出す従兄
『サンキュー、アイム ハッピーって書いてあるよ!
ハッピーって言ったら幸せだよ、幸せ!彼女幸せだってさ!
よし、ボクもアイム、ハッピーって返事書こっと!』
とにかくネコのルルちゃんが元気になってハッピーですね、オイルちゃん。
マッサージ屋でウトウトした後、ビアガーデンに向かい
仕事仲間のタイ人と乾杯したのが午後6時半
『あ!またオイルからメール来たよおおお!
今起きた、今日はありがとうだって!
彼女ボクに惚れちゃったよお!よし、返事書こ!
ネコの名前ってミミちゃんだっけ?』
テーブルの上のトムヤム君が濁った瞳で冷めた視線を送っていた。 2006/2/17 ソンクラーン札幌の大通り公園に良く似たその場所は
ウンコで、地面がモッサリと覆われていた。
ウンコ祭
普通だったらパニックになってしまう状況だが
何故かそれをすんなり受け入れられるオレがいた。
ウンコを踏まないように上手に歩いていたが
ソレも長くは続かず遂に転んでGパンがウンコ
まみれになるオレ。
「クッソー!フザけんなよ!ナニがウンコ祭だよ!
考えたヤツはバカじゃねーのか!?」
やはり、夢の中でも受け入れられないモノは
受け入れられなかったようだ。
目が覚めた時、ウンコがついてない自分にホッとした。
反面、自分の脳を許せない気持ちにもなったが。
その数日後
朝、目が覚めると全裸だった。
水泳の極意、だるま浮きの格好を
したまま布団にくるまっている。
なんでオレ、全裸なんだろう?
そんな疑問とともに部屋中を見回すと
脱ぎ捨てられた衣類とビショ濡れの
敷布団が目に入った。
寝ションベン?
いや、オムツが取れてから一度も寝ションベンを
した事がないのが数少ない自慢であるオレ。
それはあり得ない。
酒?
恐る恐る匂いを嗅いでみるが無臭。
いや、問題は匂いじゃない。
パジャマ代わりの衣類を持ってみると絞れるほど
水を吸っている。敷布団は貫通して床までビショ濡れ天使。
1,5リットルのペットボトルの水をこぼしたという
推理もこの大量の水の前では成り立たないよ。ホームズ君。
全裸で仁王立ちのまま吐く息が白くなるほど
寒い部屋の中でオレの脳が答えを出した。
「先生!この家、オバケが住んでます」
結局、答えが出ないまま数日が経過したが
他の人間は、勝手に推測をした結果
洋服着たままシャワーを浴びて寝た
という汚名をオレに着せやがった。
確かに酔ってた。記憶もない。
でも、そんな事するはずがない。多分絶対。
ウンコ祭は正夢にならなかったけど、それは
季節外れの水かけ祭の暗示だったのだろうか。
これが酒の力か。これが酒の力なんだ。
なあ、オレの中のもう1人のビリー・ミリガン
そろそろ教えてくれよ。酒奢るからさ。 2006/2/16 だからモテないんっスよ今年のバレンタインデー
夕刻、タコを柔らかくするため、床に置いて
綿棒で叩きながら
「ウホッ!ウホッ!」
と言ってたら、アキラに
『うわ!原始人や!原始人がおるっ!』
「ウホッ!ウホッ!」
ってやってたのが一番の思い出でした。
営業中、カップルで満席の店内
一人の客が、ペドロに選曲を頼みに来た。
これから彼女にプロポーズをするらしい。
プロポーズの成否は知らないけど、彼にとっては
今年のバレンタイン一番の思い出だった事でしょう。
ウホッ! 2006/2/13 なんでも屋ケンちゃん先週末、行きつけのアイリッシュパブで飲んだ後
ハードロックがかかってるヘンなBARに入ってみた。
カウンターで泥酔したイギリス人がメガネをかけて
面白い顔をしていた。面白い顔は先天的なモノ
で、メガネは後天的なモノなのだろう。
フラフラしながら飲んでいるソイツを横目に注文
をしようとした刹那
ビシャーーーッ!
とグラスに入っていたビールを
自分8:2オレ
の割合で全部ブチまけやがった。
ソーリーとか言われても何か謝られた気がしなかった
が、ビールの10分の8がかかった自分の服を拭こう
ともせずに、またビールを注文するヤツに興味を覚えた。
話しかけてみるとヤツはその日彼女にフラれたらしい。
しかも、ファッキン6イヤーズも付き合っていたようだ。
その後、同じ話をエンドレスでリピートされた後
スリに狙われているヤツをホテルまで送ってやる事に
したが、ホテルの場所が分からないと言って、タクシー
乗り場で別れた。
足取りの覚束ないヤツを目で追うとさっきいた
BARに戻っていくのが見えた。
あれが泥酔だ。あれが酒の力なんですよ。
自分は気をつけよう、と思ってタクシーに
乗り込むと運転手に
『これからブラジルの女の子達とディスコに行くんだけど
良かったら一緒に行かないか?』
と誘われた。
「オオオオ!行こっ!胃湖っ!」
って漢字で酒の勢いで出発。
そして・・・・いや、今回はこのことを書こうと思ったんじゃない。
先週、我が家で行われた焼肉祭の翌日から
オレの部屋にある穴の4つ開いているゴミ袋。
コイツと毎朝目があう。君はダレなんだ?
穴の数とサイズから推測できる答えは、これを着て
調子に乗ったバカ者がこの家にいたということ。
パジャマ代わりの黄色いスウェットパンツ。
その左膝に穴が開いて黒いコゲ跡がついている。
そういえばタバコが引火して左膝から火柱が
上がっていたのを思い出した。
違う!書きたかったのはこの話でもない。
なんだっけ?
まあいいや、最近健忘気味だ、良くない。
洗濯でもしよう。
ケン坊!もうすぐ春だなあ 2006/2/8 新小岩オチにもならないから先に言っとくけど
新しく来た従業員はやっぱりゲイだった。
クネクネしたヒゲ面、名前はヌーボ。打ち間違った、ヌーノ。
そんなエクストリームなアイツは動きが遅いし内股。
でも、オレのギャグに必要以上に笑ってくれるから合格。
フィリップとペドロが週末を利用してロンドンに旅行に
行っていた先週末。つーか、思いっきり営業してるのに
週末を利用なんて言うな!
まあ、そんな週末をヌーノはクネクネと失敗もなく任務完了。
よし!新人も来たし、いい加減メニューも新しくしよう!
という事で1月から遅々として進んでいない新メニューを
ノンアルコールで考えようと思った定休日。
「まあ、ビールは水みたいなもんだから」
というオレの号令の元カフェで会議がスタート
「とりあえず、オレらが日本語で話す時用のヌーノのニックネーム決めようぜ」
『オレ、アイツの名前ちゃんと覚えられなくて、自分の中で勝手にナーヌ
とかになっちゃってんですわ。ということでビンラディンは?』
「そのまんまじゃねーかよ!バレるって。でもなんかアイツは
ペドロとキャラがかぶるんだよなあ。ハゲてないペドロ・・・
いや、ペドロマーク2!発音はマークトゥー。
そう言えば、昔、高橋名人がトゥインファミコンって言ってたよな」
『アラブはどないすか?』
「だきゃらさあ、バレるっつーの!アキラはネーミングセンスなさすぎ!
なんかこうイメージしてみ。」
『イメージかあ・・・渚のシンドバッド!』
「言葉の意味は全く分かりたくないけどとにかくスゴイ自信だな。
よし、前田ヒゲオ!これはどう?いや、ダメだ」
『クネ夫!』
「そう、その調子!」
『ヒゲボンバー!』
「ウハハハハ!最悪のセンスだな。でもオモロイ!」
『ヒゲボンバー!』
「ヒゲボー!むしろヒゲ坊!いや、もうチン毛でいいジャン!」
『ヒゲボンバー!』
「さて、帰って焼肉の準備しよっか」
新人のニックネームも新メニューもまだ決まらないけど
確実にオレ達の新陳代謝は低下している。
もうすぐ、春ですね。 2006/1/31 戦場の狼従業員のオカマ巨人アンドレがオランダに半年間
の恋人探しの旅に出た。
もう、両手の人差し指でオレの肩をグリグリやり
ながら、『キューッ!』とか『ピーッ!』とかいう挨拶も
聞けなくなると思うとなんか寂しい。いや、どうだろう。
「エスプレッソ持ってきてよ!」
と頼むと、コーヒーと一緒にカットされたリンゴを運
んできたりするとこなんか女の子より女の子だった。
でも、デザート用のリンゴを勝手に切るのはやめてくれ。
でも、パイ生地をこねてて手が離せないアキラに食
べさせてあげてた時は大笑いしたからまあいいか。
そんなヤツとの思い出を反芻していてもやっぱり
寂しいというよりは羨ましいという感情が沸いてくる。
ああああっ!オレも行きてえなあ!どっか遠くに!
「よし!アキラ!オレ、ドラゴンボールを探す旅に出るよ!」
『そんなん探しに行って、結局自分の股間のドラゴンボール2つ
失くして帰ってくるのがオチっすよ。』
「な・・・、ローレンス!貴様!オレはホモかよ!?」
『ドゥーーーーーン!』
なんて会話にならない会話をしながら、今週また新しい
従業員がやって来る。
どうかゲイじゃありませんように。 2006/1/29 ひよこ隊最近、オレとアキラの2人で過ごす時間が多いので
必然的に会話がマンネリ化してきた。
よって最近、脳の引き出しが増えていない。
そんな現状に危機感を感じ
「ヤバイよ!このままじゃ脳の引き出チが増えるどころか
ゴハン粒で貼り付いちゃグッ・・・」
『噛んだ!アウトー!』
と、アキラにダメ出しをされた刹那、オレの眠れる
引き出しの1つが開いた。
「ドゥーン」
『うわ、村上ショージや!最悪や・・・』
「ドゥーーン」
ヤバイ、楽しくなってきたよ!オレ!
「ドゥーーーン!」
『そんなん言ってたら友達おらんようになりまっせ!』
「ドゥーーーーン!」
『デューーーーン!』
「おおっ!アキラ!オレよりうめえじゃん!」
『デューーーーーン!』
「ドゥーーーーーン!」
その後、しばらく会話にならなかったけど、楽しかったです。
みんな、友達でいてくれるよね? 2006/1/25 水タバコ昨日、犬のウンコを巧みにかわしながら歩いていると
とあるショーウィンドウ内の商品に目が留まった。
それは、シマウマの形をしたテーブルで、大中小の3種類
が重なっていた。そして、視線を店内に移すと、店員である
パンチパーマのアフリカ人女性と目が合った。恋の予感、
なんてものは一切ナシで店内に入り、売り物を物色し始めた。
牙が生えたブタみたいなヘンな動物が竜頭のように
くっついた2メートルくらいある木製の船に木彫りの人間
が10人くらい乗っているオブジェ。
値段は120ユーロ、安い!でも絶対いらない。
20種類くらいあるデカイ仮面。いらない。
デカイ木彫りのキリン。これもいらない。
そんな感じで3分くらいで物色は終了し、ショーウィンドウ
にある、一番小さいシマウマテーブルを指差して
「これいくら?」
と聞くと
『40ユーロ』
と言われた。
次に一番大きいのを指差して同じ質問をすると
『40ユーロ』
「ええっ!?同じなの値段?」
と聞くと
『3つセットで40ユーロ』
「いや、そーじゃなくてよ、一個いくら」
と聞くと、そのアフリカ人の夫らしきアフリカ人が
アフリカンステップでオレに近づいてきた。刹那
満面の笑みでアフリカン太鼓、ジャンベをリズミカルに叩き始めた。
それも、オレの瞳をロックオンしたまま2分くらい。
全く意味が分からないが、そんなアフリカン挨拶は
どうでもいいから値段を教えてくれよ。
『40ユーロ』
「DA・KA・RA、そうじゃなくてサ、一個いくら?」
『キリンのテーブルもあるよ!』
「マジで?でもシマウマがいい。っつーかいくら?」
『大きいのは25、中くらいのは15、小さいのは7,5だよ』
「ありがとう、やっとできたね。合格!」
『でも、全部買えば40ユーロ!』
「うん、それはもう知ってる」
という会話をして、何も買わないで店を後にした。
今度太鼓の叩き方を教わりにまた行ってみようと思う。 |
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