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バカは死ななきゃ生きている

シーチキンは鶏肉じゃない!楊貴妃が愛した海のライチなのです。
2007/07/21

二度あることは三度目の正直

 
 ポルトガルを去って早や1年が経過した。
 
 
世界中のみなさん、誕生日おめでとうございました。
 
 
そして去年のちょうど今日から1ヵ月後ぐらいに
 
日本に帰国してちょうど1年弱が経過した。
 
 
キョンシーは中国語でジュンシーと言うらしいんですが
 
最近になってようやく友人がこたつをしまいました。
 
 
夏ですね。
 
 
夏になると頭のおかしくなってしまう人が増えるみたいで
 
この前の朝、総武線で三鷹まで寝ながら旅行して携帯
 
電話を紛失したあと再購入したオレのネオ携帯に最初に
 
届いたメールもひどいものでした。
 
 
『王様のアイデア』に対抗して、奇想天外なSMグッズを扱う
 
『女王様のアイデア』ってのを立ち上げてサクセスしてみないか?
 
 
そんな事言われても困るんですが、ついに
 
サマージャンボ宝くじが発売ですね。
 
 
オレは買いません。
 
 
なんか久しぶりだから真面目な日記が書けないや
 
 
うんこ
2006/08/29

ダッピ

 
セミの抜け殻を見つけては喜んで拾っていたガキが
 
セミの抜け殻にクスクスを詰めてユーカリの葉に乗せ
 
 
『これはアボリジニの料理でバイアグラと同じ効果があるんだよ』
 
 
と言ってイタズラしたいなんて事を抜け殻発見と同時に
 
考えてしまうオッサンになっていた。
 
 
更には
 
オレはセミよりも全力で生きているんだろうか?
 
アイツの叫びより遠くへ本気で叫べているだろうか?
 
なんて事を考えていたら脳が4つくらいに分裂したり
 
何十年も脳内留置所に入っていたアイツが娑婆に
 
出てきたりしていた今日この頃
 
 
笑点からサザエさんへの連続コンボで明日から学校
 
という現実に引き戻されるお子様達にとって、明日
 
8月31日は、宿題を全てそうめんと一緒に茹でて
 
しまいたくなるようなメランコリックな一日であろう。
 
 
夏休みが終わった社会人も然り
 
 
「鉄拳が仕事だったらいいのに。仕事行きたくねえよ、バカ!」
 
 
と言いながらプレステの電源を切り36時間労働に出勤した
 
33歳の彼の叫びは果たしてセミの叫びを超えていたのかもしれない。
 
 
小学生達に便乗して、オレも夏休みの思い出でも書いて
 
書き終えた途端に全部忘れて来年の夏の自分を楽しみにしよう。
 
 
セミがウルセエ
2006/07/26

スイカ頭

 
7月初旬
 
同学年のイチロー選手が夢を売って金を稼いでいるころ
 
オレは仕事を辞め、油を売って1円にもならないことを考えていた。
 
 
とりあえずバルセロナに行ったオレは一軒のBARでビールを飲んでいた。
 
オレの他には酔っ払いのジイさんが一名。そのジイさんが発する独り言
 
をBGMに通りの喧騒を眺めていると
 
 
『日本人?中国人?』
 
 
という質問をオレに浴びせかけてきた。
 
日本人だ、と答えると
 
 
『パパ(ローマ法王)がスペインに来てる。
 
アイツはおべんちゃら野郎だ!ブッ(口で鳴らした音)!』
 
 
取りあえず無視していると
 
 
『ダメだ、もうスペインは!ダメなんだよおおう!ブッ(口の音)!』
 
 
さらに放任主義を貫いていると
 
 
『日本人?中国人?ブッ(屁の音)!』
 
 
3段落ちに思わずビールを吹き出してしまったオレは
 
レバノン人の従業員に会計を告げた。
 
 
その夜、友人と外を歩いていると2人のフランス人
 
の女の子に声をかけられた。
 
 
『ハーレムジャズクラブってどこにあるか知ってる?』
 
 
「もちろんだよ!今オレ達も丁度行こうとして
 
いたんだYO(ウソ)!一緒に店まで行こう」
 
 
と告げた後、友人と
 
 
「オレ一回シャワー浴びに帰るからよ。ダッシュで戻ってくるから!」
 
 
『きたねーよ!オレもシャワー浴びに帰るから先いっててください!』
 
 
という仲間割れを開始した刹那
 
近くで立小便をしていた男2人が笑顔でオレ達に寄ってきて
 
小便絞りたてホヤホヤの右手をオレ達に差し出した。
 
 
『あ!彼らがハーレムジャズクラブの場所教えてくれるって!
 
ところであなた達って日本人?中国人?』
 
 
「に・・日本人・・・」
 
 
『ニーハオ!』
 
 
その男連れのフランス女史に
 
 
「ちげーよ!」
 
 
と突っ込む事も出来ずに
 
夜は更けていったのです。
 
もちろんハーレムジャズクラブなんかに
 
は行くワケもなかったのです。
2006/06/30

バーベキュー最高!の巻

 
数週間前の週末のディスコで、シーラカンスの刺身を
 
主食にしているようなゴリラ顔のゲイに
 
 
『アー ユー ゲイ?』
 
 
という中学1年で習う疑問文を目を見ながら発射された
 
アキラを笑っていたオレはそこで携帯電話を失くした。
 
 
鍵を手に入れるにはキャシーに会えばいい。
 
実に単純明快。
 
 
が、携帯電話を失ったオレは彼女の電話番号も
 
分からず、仕事場も知らない上に金もない。
 
彼女の帰宅時間までバトミントンワールドカップ
 
日本対日本をアキラと開催しようとした刹那
 
 
「あ、店でインターネットやって調べればいいじゃん!」
 
 
という名案を
 
 
『店の鍵持ってないやないすか・・・』
 
 
という返し技で技ありを取られた。
 
が、技あり1回ではまだ試合は決しない。
 
 
『諦めたらそこで試合終了だよ』
 
 
という安西先生の言葉を思い出した。
 
 
そこで、白髪混じりのアフロヘアーですきっ歯で鼻が赤く
 
素手で蝿を叩き潰す女子プロレスラーみたいな
 
28歳女従業員の家に鍵を借りに行くことに。
 
が、人間サファリパークみたいな彼女が自宅にいる
 
可能性は極めて少ない。
 
 
祈るように呼び鈴を押して、二階の道路側に干されたパンティー
 
を口を開けて見ながら音沙汰を待っているオレ達バカ兄弟。
 
しばしの沈黙の後、1人の大男に見下ろされていた。
 
それは昔ウチで働いていてオランダに旅立った
 
ゲイ巨人アンドレだった。
 
ビーサン、短パン、麦わら帽子のオレ達を見て
 
 
『海に行くの?』
 
 
一時帰国していたヤツにそんな挨拶をされたが
 
無事銀の鍵を手に入れた。運が2上がった。
 
 
店に着いてパソコンを起動、アキラが早速メール
 
に入っているキャシーの電話番号を調べた。
 
 
『あ、消えとる・・・』
 
 
とりあえず、ビールを飲んで作戦会議。
 
バトミントンワールドカップは置いといて
 
そうだ!チャットだ!
 
 
チャットでポルト在住の今夜のBBQメンバー
 
ひろこさんに話しかけた。
 
 
『ёΦΨφμ』
 
 
古文書のような返事が返って来たので、ローマ字
 
でチャット。キャシーの電話番号を手に入れた。
 
運が1上がった。
 
 
速攻でキャシーに電話。30分後に彼女の仕事場
 
の最寄り駅で待ち合わせる事に。
 
店のチップ箱から2人分の電車賃2,6ユーロを
 
拝借していざ、地下鉄の駅へ。
 
 
地下鉄の料金が1,35ユーロに値上がりしていた。
 
 
無賃乗車に成功してようやくキャシーと対面。
 
 
『お母ちゃーーーーーん!』
 
 
と会った瞬間に言うバカ息子2人に鍵と肉を買う金を与えてくれた。
 
 
『腹減ったよーーー』
 
 
キャシーの働く大学の学食へ連れて行ってもらうことに。
 
体育学部にはオレ達同様にビーサンを履いている学生
 
がいたので
 
 
「お!オレ達と同じビーサン学部だな、あいつらは」
 
 
なんてつまんない事を言いながら、バトミントンで
 
体育学部風味をアピール。
 
 
セルフサービスの列に並び、レジの前まで来た刹那
 
 
『学生証を提示してください』
 
 
と言われたので、キャシーを一瞥した後
 
 
「ない」
 
 
と答えた。次に
 
 
『学生なの?』
 
 
と言われたので、キャシーにはノールックで
 
 
「はい」
 
 
と答えた。1,9ユーロ也。
 
 
まあ、そんな感じで肉を買ってBBQに出発。
 
BBQは楽しかったです。
 
最後に犬に掌貫通するくらい噛まれた以外は。
2006/06/22

部屋と合鍵とコックと泥棒、その妻と愛人

 
今回は夜7時からBBQをナイターで執り行う事に決定。
 
そしてはちきれんばかりに肉買出し部隊所属になったオレとアキラ。
 
 
BBQ当日、昼過ぎに肉買出しに出発。
 
バトミントンのラケットを持って家の玄関を力強く閉めた。
 
 
刹那
 
 
『家の鍵って持っとります?』
 
 
と聞いてくるアキラ
 
 
「いや、ココ最近は軽量化推進協会の意向で持ち歩いてない」
 
 
と、オレが答えると
 
 
『オレ、現金と鍵持ってくるの忘れてドア閉めちゃいましたよ・・・』
 
 
オートロックが自動的に発動するのはオートがオートであるために
 
閉め続けなければならず、ソレは板一枚で遮断された現実
 
としてオレ達の前に立ちはだかる。
 
 
「ビーサンの鼻緒が切れたんだけどさ、これはビーサンのグリップ
 
と石畳の抵抗が相互作用を・・・」
 
 
『難しい事を言ってるみたいやけど、ようはビーサンで石畳
 
が歩きづらいって事ですよ。』
 
 
という会話をしながら、果てしないやっちゃった感に包まれ
 
つつ石畳を短パン、Tシャツ&壊れたビーサン、アキラは
 
短パン、タンクトップ、麦藁帽子、そして無一文という
 
いでたちで当てもなく歩き始めた。
 
 
「ここはポジティブに行こう!今の状況を楽しむんだよ!」
 
 
という選手宣誓の元、同居人キャシーから合鍵
 
を手に入れる旅が始まったのだった。
 
 
つづく