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日志


2005/11/12

ボクは料理人

 
「翌朝仕事がある日は朝まで飲まない」
 
 
先週の金曜の明け方、アキラと二人で帰宅直後に
 
以前、中華食材店で買い溜めしておいたインスタントラーメン
 
をホットプレートに5袋投入し、スープが煮詰まったソレを完食。
 
 
翌朝、激しい胃痛と吐き気を覚えつつ、泣きそうな顔で
 
仕事をしながら決定した今週の目標を昨日破った。
 
 
酔っ払って見ていた通信販売の番組で紹介していた
 
8万円のデジカメを無意識に購入した人がいる。
 
モチロン商品が届くまで買った事は記憶の彼方である。
 
現在、30万円の液晶TVが欲しい彼は、いつかソレが
 
知らないうちに自宅に届くんではないかと心配している。
 
 
酔うと、頭ではダメだと分かっていても、オレ流ピッチャーの
 
投げる豪欲求がスピードガンを破壊してしまう好例である。
 
 
 
今朝5時半、6袋のインスタントラーメンが投入された
 
ホットプレートで繰り広げられた宴により、起きた瞬間
 
から激しい胃痛に襲われた。
 
 
現在も放置されているそのホットプレートにはラーメンの麺
 
以外にもうどんが入っている事が確認された。
 
あ、なんか
 
 
「スープしょっぺー」
 
 
とか言ってたのを思い出した。
 
そりゃあ、3袋完食後に煮詰まったスープの入っているホットプレートに
 
もう3袋&違う味のスープの粉末×3を入れればしょっぱくて当然である。
 
味を薄めるためにうどんを投入したのか、食い足りなくてうどん
 
を投入したのか、なんてことは、もはやどうでもいい。
 
 
来週の目標はインスタントラーメンは買わないに決定。
2005/2/21

ラーメン大学

ラーメンが食いたい!

 

目覚めた瞬間レッドロブスターのCMソングの幻聴

が聞こえるほど猛烈な衝動に襲われた。

 

ダイエットという言葉は既にスーツケースに閉まって

鍵を閉め、さらにその鍵を飲み込んでしまった俺だが

ラーメンを最後に食べた時の記憶も脳内事件簿

から抹消されていた。

 

日曜日の欧州の片田舎では満たすのが難しい欲求である。

 

どちらかというとラーメン屋でチャーハンを食べる俺だが

普段食べないだけに、久しぶりに来襲したこの欲求は

喜多方ラーメンというよりはむしろ久方ラーメンといった

臨時営業で、筆舌に尽くしがたい遠距離恋愛なのである。

 

自分でも言ってる意味が良く分からないが、とにかくここで

俺は閃いた。タイにはトムヤムラーメンとかが存在するんだ

からオリジナルラーメンを作成すればいいんだよ!

料理人で良かったな、俺。

 

早速、冷蔵庫や食料庫を腕を6本に増やして物色する。

 

アクション映画だとタイミング良く鍵つきのバイクや車が手に入る。

しかし、現実はブルース・ウィリスが助けに来てくれるほど甘くない。

しかも実際に来てもらっても何の役にも立たないし、せいぜい奴が

できる事は『今日はとことんついてないぜ』って台詞を吐く事だけ。

ん?とことんついてない・・・ことんつ・・・トンコツ?いや、もういい。

 

麺がないので諦めて食パン食ったらラーメンはどうでも良くなりました。

2005/2/14

SOBREMESA

デザート

 

ミルフィーユのカプレーゼ

(トマトのムース、モッツァレラチーズのムース、バジルのジュレの3バルカン)

 

ホワイトチョコレートとしょうがのジェラート 苺と黒こしょうのガレットとスパイス入りカラメルフルーツ添え

(当店のアイスクリームは全て『どんびえ』で作られております)

 

カシス風味のクレム・シブースト クレム・ミエルとパッションフルーツのクーリ入り

ポルト酒と日本酒のトリュフ添え

(花見で急性アルコール中毒になったアイツに捧ぐ)

 

ロイヤルミルクティー的クレム・ブリュレ 紅茶のシフォンとベイリーズ入りのシャンティ添え

(知らないうちにデザートがスイーツになってるし、チャールズは再婚するし・・・

そんな気持ちを手紙に書いて中に埋め込みました)

 

バルサミコのガナッシュのチョコレートケーキ 黒ビールのエスプーマとヴァニラアイス添え

(「助けて!ハドソーン!」俺、バンゲリングベイ定価で買っちゃったよ・・・)

2005/2/13

MASSA E ARROZ

米とパスタ料理

 

自家製アリェイラのラザニア

(ポルトガルの変なソーセージと手打ちパスタのラザニア)

 

ガスパッチョペーストのスパゲティ

(スペインの変なスープと市販のスパゲティ)

 

春野菜と空豆のペーストの手打ちパスタ 新聞記者風

(テーマはパスタ好きの新聞記者 動機は不純)

 

フランボワーズのリゾット フォアグラのソテー乗せ

(高級食材は使わないって断言したんだけど許してけろ)

2005/2/12

VEGETARIANO

野菜料理

 

 豆腐とブルーチーズとかの天ぷらでバニラとチーズの衣とか

(今日は、これ以上は言いたくない・・・)

 

野菜のタイ風グリーンカレー

(手抜き風味のメニューです)

 

焼きナスのクレープ グラタン仕立て

(秋ナスは嫁に食わすな。お嫁さんがた、もうすぐ春ですね)


 ゴマクリームのコールスローときのこのラグーの生春巻き

(さっきオヤジとMSNメッセンジャーでチャットしたら、『イエス』とか書かれたので

「何で英語なんだよ?」って聞いたら『省エネ』って言われた。遺伝子の鎖を断ち切りたい・・・)

2005/2/11

PEIXE

魚介料理


 タラとコーヒー風味のポテトクリームケーキ にんにくのムース添え

(オプションのコーヒー牛乳が飲みたい人はコンビニに行って下さい)

 

 チーズ洋(OCEANO DE QUEIJO)

(やっちゃったよ、コレ。同居人が名前付けちゃった。結局、『チーズの海で一本釣り 黄金のカツオをゲッ

トぜよ!』っていう俺の案は出せずじまい)


 

 バーナーであぶったまぐろ オレンジオイルとトマトのマーマレード きのことブリーのパイ添え

(やっぱりマグロはわさび醤油に限る)

 

 カキのパセリバター焼きと手長海老と生ハムのグリル タケノコのカマンベールチーズ和え

(これはローリング舌ビラメサンダーに変更が決定。)

2005/2/10

CARNE

肉料理

 

豚肉のサルティンボッカロール、イチジクのサラダと濃厚なチーズのアイスクリーム添え

(コンセプトは串カツと花田勝と嘘とビデオテープ)

 

うさぎのカタルーニャ風チョコレート煮込み

(にんじんライスでうさぎつながり。オジサンも辛いんだよ・・・)

 

地鶏のグリル ポルト酒で煮たベーコンと野菜のロースト添え スパイシータプナードソース

(スパイシーって書いとけば、何だかムズムズして頼む客が10人中1人はいるから)

 

ビフテキ パパイヤとココナッツオイルのソース ポテトのカルボナーラとブラックオリーブの手打ちパスタ添え

(パパイヤだってインド人の手にかかればカレー味なんだから大丈夫。P,S.和牛食いたいです。)

2005/2/9

ENTRADA

前菜

 

地鶏のカルパッチョ 俺流の味付けとヨーグルトマヨネーズ

(俺流が閃くのをウェイティング中)

 

グレープフルーツと海老のサラダ 社会主義風

(ピーナッツ、ニョクマム等を使ったベトナム的味付けらしい)

 

ミッドナイト エキスプレス

(トルコ風 ナスとゴマのペースト カリカリのシャパタと野菜とアイツ)

 

恋する七面鳥のクレープ 夢占い風

(甘い赤パプリカとブリーチーズの入ったアイツにとどめのチョコレートソース)

 

泡を吹いたタコのガリシア風 松方弘樹のエッセンス

(タコとアイツ IN ジャガイモのエスプーマ シャコタン仕様)

 

ムサカのコロッケ仕立て ゴールド聖闘士編

(揚げた後にオーブンで焼いたコロッケにグリークサラダハチミツソースと小宇宙添え)

 

生ハムとメロンのスープ

(生ハムとメロンのスープ風)

 

冷たいゴマとジャガイモのスープと温かいかぼちゃと生姜のスープ

(冷静と情熱の間)

2005/1/28

究極対試行

ポルトガルに遅れて帰る事への苦し紛れのフォローとして、15分で

考えたレストランのメニューをメールで送信

 

が、そのメニューの中の

 

『タラのグリル コーヒーアロマ』

 

とか

 

『春野菜の新聞記者風』

 

送ったのはいいけど、俺にも作り方分からないんですけど・・・

2004/11/30

王様の耳

日曜日はのんびりと、同居人と買ってきたDVD

『PLAY TIME』

を見たり、キュルキュルしたりしていた。

 

で、今日はバルセロナから仕事で来ていた、アメリカ人とスペイン人

のアーティスト夫婦の送別会が我が家で行われる。

 

が、俺がそれを思い出したのはジムから帰ってきた夜19:30

20:30に彼等が来るので泡食って準備を開始。

 

デザート隊長だった俺は、マンゴーをカラメルで絡めてから生姜のシロップ

とゼラチンを加えて上からパンナコッタを流し込むデザートを作成。

急いだので、あら熱のとれていないパンナコッタを流し込んだことにより、

マンゴーのゼラチンが溶け、カラメルの色が少し滲んでしまった。

ドンマイ、俺!

 

同居人が何を作ってるのか見てみると、イカと野菜のトマト煮のみ

 

「えっ!これだけ?」

と、俺が聞くと

 

『うん、彼等はベジタリアンだから』

と、答えになっていない

 

魚介を食うベジタリアン・・・

 

『そんなのウソッパチだよ!』

 

という心の叫びは置いといて、流石に一品ではカッコつかないので

急遽、スモークサーモンにりんごの千切りを巻いて、オレンジオイル

をかけたものにケーパーとオリーブの実を添えた簡単な前菜を出す

ことにした。

 

それにしても、前々から思っていたのだが、俺の他のアメリカ人の友人

にもベジタリアンと言い張る奴がいるが、そいつも魚介を食う。

ドイツ人に至っては、鶏肉だけ食べるベジタリアンとか言い出す始末。

 

『なあ、ベジタリアンってカッコイイのか?答えてみろやっ!サイヤ人!』

 

と、便器に顔を突っ込んで叫びたくなる衝動を抑えて

 

レストランのベジタリアンメニューを考えよう

2004/11/20

モービル石油

パンドラの箱には絶望が詰まっているという。

 

今晩のおかずになるはずだった七面鳥がセメダインのような

臭いを放っていた。牛乳につけてみるも、同居人と鼻をつま

みながらのアイコンタクトで、ごみ箱にスラムダンク。

もう、冷蔵庫に食材はない。

 

先日、同居人が霜を溶かしたので、大器晩成といわれていた

我が家の冷蔵庫のポテンシャルが開花した。

 

まずは、手始めに上段にあったトマト8個をコンクリートのように凍らせる。

さらに、玉子、ヨーグルトと怒涛の電車道で南極物語の世界に導く。

トドメとばかりに、奥に眠っていたビールの瓶が破裂していた。

そんな祭りがあったのに、誰も問題の解決を図らず、最狂にセットされた

温度調節器を放置。

 

そして、今再び冷凍庫の入り口が氷によって千年王国のよう

に封印されている。

ウォーズマンのベアークローの如きフォークで決壊を崩すがビク

ともしない。俺に無言で同居人がライターを差し出してきたの

でレッドカードで一発退場させる。ドライヤーでチマチマやるの

も面倒だったので熱湯で3分。床はズブ濡れ。

 

ついに開いた扉の中には、海老とタラ一切れ、そして冷凍コーン

の3種の神器。とりあえず、全部出してカレーを収納。

 

先ず、海老の頭からとったダシで海老風味のコーンクリームスープ

にパン粉をまぶして焼いたメロンを浮き身で加えたものを作る。

2品目は海老とタラのエスカイシャーダ(スペイン料理)

そして3品目に冷凍庫からカレーを取り出した・・・

 

食後のデザートにチョコレートを同居人に勧められたが、

奴を泣かすリストに加えた後、断る。

 

パンドラの箱の底には希望が入っていたというが、我が家の冷凍庫

には、カロリーたっぷりの脂肪の元が入っていました。

 

また、過剰摂取してしまったので、凍ったトマトで釘を打つトレーニングでも・・・

 

しない

2004/11/19

カレクック

最近、ここに書いたことを必ず実行しなければならない使命感に

追われ、毎日『恐怖新聞』が届く鬼形礼のような気分になってきた。

 

しかし、実際はというと、ツナ缶生活は徐々に影を潜めていっている。

そんなわけで、最近胃袋に送った物を並べてみることにしよう。

 

  • モリモリ食べ野菜(ご飯に生野菜を適当に乗せたもの)
  • 綱吉の白い恋人(豆腐にツナを乗せたもの)
  • YO!尾花!(ヨーグルトとバナナ)
  • 豆腐とハム太郎(ちょっと強引だったと反省してます)

 

基本的には上記の猛者達を騎馬隊とした、鶴翼の陣である。

 

しかし、一昨日、俺の眠れる脳が指令を出した。

 

『カレー部に入ろう!』

 

気が付くと、腐りかけのマッシュルーム入りの12人前のカレーが完成していた。

同居人も「ベーコンうまいよ!」と、入っていないものまで想像して喜んで完食。

さて、残った9人前はというと・・・

 

3日連続で食ってるのに、まだ5人前ぐらい残っている。

毎日がカレー曜日なんてきついッスよ!退部させてください・・・

2004/11/13

プリティ長嶋

一昨日、同居人の友人のカメラマンから、大きな撮影の仕事があるので

その時のケータリングの仕事を打診された。報酬は1日70ユーロ×2日間。

 

マージンも取られないということで、振り向きざまに了承する。

ちなみに、この時の気持ちを曲にすると

 

『来たかチョーさん待ってたドン』

 

が、しっくりくるだろう。

 

まあ、こんな事ばかり言ってるから、若人に

 

『意味わかんないッスよ。それより俺の指名した子が全然来ないんスよ』

 

とか言われるんだろう。

 

そして、今日がケータリング初日。モデルが撮影の合間に食べるので

『低カロリーで手でつまめて冷めても食べられる物』という公式ルールに乗っ取り

  • ほうれん草のスポンジにニンジンとサーモンの2種のクリームのロールサンド
  • 巻き寿司(サーモンや生ハムを海苔の代わりに外側に巻いた物)
  • 生春巻きに、レタスと棒々鶏風コールスローを巻いた物

という手でつまめる簡単な物にした。ロールサンドはニンジンスポンジにほうれん草

のクリームとターキーのハムという逆バージョンも作成。

本当に簡単でかたじけないが、たまにはこんなのもアリだろう。

 

寿司なんかは、日本では作ったこともないのに、ヨーロッパに住んでからというもの

日本人で料理人というだけで、友人にせがまれて何度も作ったものである。

しかし、金を取れるレベルではないので、日本の寿司職人さんや、今日食べた人

には申し訳ない気持ちで一杯である。

 

不意に鳴る俺の携帯電話。相手はクライアントである同居人の友人からである。

「オブリガード!全部美味しかった。特にキャビアとルッコラの寿司」

 

寿司かよ・・・・

 

料理人冥利に尽き・・・・ない。