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2005/8/21 ハリウッド
『ウェイクアップ コール! メーン!』
俺が部屋の電話を耳に当てた途端にハイテンションな
モーニングコールが脳内に響き渡った。
『アッハッハー!俺だよ、フレデリックだよ!10分後にロビーな!』
「いや、そんなモン声で一発で分かるけど、何でお前がモーニングコール
ってか、今何時だよ?」
『8時!とにかくロビーで待ってるから!ガチャッ!』
慌てて顔を洗って着替えてロビーに降りる。が、ヤツがロビーに降りてきた
のは30分後だった。とりあえずホテルのカフェでコーヒーを飲んでミーティング。
先ずは俺の本日の予定を告げる事にした。
「よく聞けデクの坊、小龍包の店は有名で行列が出来るから朝早く行った
方が得策だ。つまり、本日最初のイベントはその有名店で火傷を・・・」
『うん、でもお前腹減ってんのかよ?』
「いや、3時間前に吐く程食べちゃったから、食べたいというよりはむしろ
吐きたいといった風情だな。」
『うん、俺も。とにかく世界一高い建物行こうぜ、メーン!101って言うんだよ!』
膨満感と睡魔を押し殺してタクシーに乗り込み、101っていう建物を
全力で見学後、ホテルに戻りチェックアウト。まだ空腹というよりは満腹
だったので足ツボマッサージに繰り出す事にした。
近所にあった春鶴堂というマッサージ屋の店頭にアントニオ猪木オススメみたいな
ことが書いてあったので入店。タイマッサージや指圧は経験済みのヤツも台湾式の
痛いヤツは食らった事がなかったらしく
『フヒュー、フヒュー・・・・』
と目を瞑ったまま脂汗をかいて、嫌な呼吸を始めた。
笑いながらヤツを見ていると、俺も激痛で思わず「ナフッ!」
と声を出してしまった。するとマッサージ師が
『セイソクキワルイネ、ココ』
と一言
「え?生殖器?またまたそうやって全員に言ってビビらせて喜んで
るんでしょ?サディスト先輩?」
と言った途端同じ場所を更にグリグリ押してくるグリとグラ。
『やっぱりセイソクチ悪いね』
「はい、ゴメンナサイ・・・」
なんで謝ったのかは意味がわからないけど、そんなやり取りを
隣から見ていた呼吸のおかしな石立鉄男が自分もどこが
悪いのか教えてくれ!と俺に通訳を頼んできた。
「肝臓、坐骨神経(訳せなかったので肛門と言っておいた)
それに、顔が悪いみたいだよ。まあ、顔は俺の判断だけど」
『ワッハッハ!でも、お互い酒は控えたほうがいいみたいだな!』
なんてやっているうちに俺が空港に行く時間になったので、ホテルに
戻ってヤツの驕りのサヨナラビールで乾杯をした。ぬるかった。
「じゃあ、俺そろそろ行くわ!」
と別れを告げると
『オデも行く!』
と言って荷物をまとめて一緒に着いてくる鉄男
チケットはどうするのか?なんて話をすると、実はヤツはユナイテッド航空
の電機系のスーパーバイザーで、チケットは正規料金の5パーセントで
買える、と100ドル以下で買ったバンコク発東京のファーストクラスの
チケットを見せてくれた。そして、友達でも正規料金の25パーセントで
買えるという。
『今年はあと2週間休みが残っているから年末はポルトに行く。
で、一緒に旅行をしよう!もし俺が台北に到着直後にトイレ
に行かなかったら俺達は出会えなかった。これって運命だろ?
お前もいつでもLAにこいよ!いつだってウエルカム トゥ ザ ジャングルだよ!』
と、ウソかホントか社交辞令かナニかを言われて、感極まった俺は
「俺もお前に出会えて良かったよ。なんというかムカつくとこもあったけど
俺、ファーストクラスに乗りたいよっ!シャンパン飲みまくりたいよっ!」
と感動のフィナーレを演出
離陸まで45分という時点でタイ行きのチケットを買ったヤツは、
俺とガッシリ抱擁。久し振りのゲイ以外の男性との抱擁は、やっぱり
あんまりいいもんじゃなかったが、俺が監督だったら抱き合う2人の
周りをグルグル周りながら撮影する事をカメラマンに・・・長くなるので割愛。
『よし!走ろう!フライトはこっちのターミナルからじゃない!』
「いや、俺はこっちのターミナルだから行かないよ!どこまで俺を
付き合わせる気だよ!でも、もうちょっと一緒に旅したかったな!」
『じゃあ、お前は日本だな!俺はタイでセックスマッサージしてくるぜ!ハッハハハ!』
と言って走り去っていくヤツの背中を見ながら、小龍包が食べたかったと思いました。
長く、そして濃い12時間だった。 2005/8/18 クオティエスチュワーデスさん達に教えてもらった飲み屋通り
の一軒の店に入る俺達。日本語を喋る変なママ
に言われるがまま席に着くと女の子が隣に座ってくる。
『はい、彼女達にドリンクご馳走してあげて!』
というママのホイッスルにより先ずは2点を献上
俺達は缶ビール2本で200元(約650円)で、女の子の
ドリンクはショットグラスにお茶が入っているだけで1杯200元
それを乾杯後に一気飲みさせて更におかわりを要求するママ
「な・・・こんなのハリーポッターで言えばメガネ拭きだよ!この野郎!」
みたいな事を怒りながらママに言う俺と石立鉄男
「実際、俺達は酒が飲みたいだけで女なんていらねえよな?
お茶が1杯650円なんて高杉晋作だよ!」
と、アイコンタクトで鉄男に告げるとヤツは自分の隣に座っていた
女の子を撫で回していた・・・
とにかく1杯でその店を出る俺達。高い缶ビールだった
『勉強になったな、しょうがない。でもこれで次の店では失敗しないぜ!』
「え、おい?お前まだ行くつもりかよ?」
『さっきの女の子は好みのタイプだった。とにかく今はセックスマッサージ
いや、むしろセックスがしたいんだよ!!』
思わず一度も使ったことのない顔文字を体中にカキコしたくなる
衝動を抑えて隣にあるハワイパブへ・・・っつーか台湾だろココ?
とりあえず、従業員全員が台湾人であることを確認して料金交渉。
料金交渉の最中に、マウイ島出身っぽい体型のママに写真を
見せられる。そこには花飾りを首からかけて女の子をはべらかせる
大竹まことと笑福亭笑瓶が写っていた。
サモア出身という冗談を言う鉄男だったが、本気で信じられたり
ハワイだったり台湾だったりした後店を出てホテルへ
小腹が空いていた俺達は軽くメシを食おうということで屋台を巡った
後、一軒のレストランに入った。そしてうどんを2つと水餃子、そして
鍋貼(焼き餃子)を注文。味見したかっただけなので4ヶだけ注文。
が、4皿運ばれてくる焼き餃子。男厠を強引にオトコガワと読んでしまう
人間なら分かるだろうが、吐きそうになるくらいお腹いっぱいになりました。
それも、朝の5時に。
『勉強になったな、しょうがない。でもこれで次の店では失敗しないぜ!』
「はい!お前はもういい!」
で、ようやくホテルに戻るとフロントに従業員がいない!
と思ったらフロントの下に隠れてエロビデオを見てやがった・・・
鉄男は少し怒ったような顔で
『おい!これって何チャンネルでやってるんだ?無料?ねえ、無料?』
と聞いていたが、それを無視してモーニングコールを頼む俺
『よし!俺達明日は何時に出発しよっか?』
「え?俺達って言った、今?」
『世界一高いビルを見に行こう。で、あとはどこ行く?』
「俺は足つぼマッサージと小龍包っていう火傷しながら食べる
マゾ風味の食い物食ったらもう試合終了だよ」
『オッケー!じゃあモーニングコールは9時でロビーに9時半集合ね!』
コイツのせいで台湾編終わらないんですけど・・・ 2005/8/15 くまの釜山タクシーで士林夜市に向かった俺達
とりあえずビールを飲もうと思ったがビールが飲める
屋台みたいなものを想像していたのにソレが全くない
ことに気付く。
聞き込みの結果、一軒のおでん屋で飲める事が判明。
が、出てきた缶ビールは傘の柄で後ろから股間をフック
されたくらいの衝撃のぬるさだった。
その後、欧米人が集まるBARかPUBを探すという名のナンパ
を台湾女性に繰り返すが英語喋れない率が高すぎる上に
予想していたよりも若い子は勿論、年配の人もあまり日本語
が話せない。
最終的に何故か薬局で情報を入手して、もう一度タクシー
に乗り込む俺達多国籍軍。薬局の兄ちゃんはウンコを我慢
しているような顔で『気を付けて!』って言ってくれた。ありがとう!
そんなワケで楽しみにしていた夜市は30分の滞在で終了。
そして到着したのは風俗街。気を付けての意味を噛みしめながら
『カラオケ、女の子多数。日本語OK、英語OK』というネオンに
全くのPUB違いという夜の洗礼を受けてしまう。
さらにポン引きのみなさんに聞き込みを続けているうちに
若者が集まるBARを発見。早速入店も閑古鳥状態だった
が、仕方ないので台湾ビールを注文。するとカウンターから
日本語が聞こえる。良く見ると2人の女性じゃないですか!
LA在住の石立鉄男は実はペルー出身だったので、俺達は
相手に聞かれたくない話は全部スペイン語にしていた。
ヤツの携帯電話に入っていたエロ画像を見せてくれた時、
そしてこの時もそうだった。
「ほな、行きまっせ」
そうヤツに俺が告げてカウンターに行き、日本人である事を確認。
その後、数軒のBARを教えてもらうがタクシーで30分と遠い。
最終的に、近所に面白いところがあるというのでソコに行くことに
した。勿論彼女達は付き合ってはくれないどころか俺との話が
終わって2分くらいで逃げるように退店して行ったが。
でも、ありがとうスチュワーデスさん。まさか翌日の便で会うとは
思ってもいませんでした。 2005/8/12 わかめラーメンタイでの最終日も従兄は仕事だったので
もう一人の従兄(以下王様)とマッサージに行って
デブというニックネームの90キロはありそうなオバちゃん
に押しつぶされたり、冷やしラーメンを食ったり
アイリッシュパブで飲んだりと平和に過ごすことが出来た。
今回のタイ前半戦はゆっくり休めて良かった、うん。
に感謝をして台湾に向けて出発。
オッサンが女の子がいっぱい写っている写真を新聞から
切り取ってポケットにしまい込むのを横目で見ながら到着。
インフォメーションへ。日本語を喋るオッサンと料金交渉
をしていると、真横から嫌な匂いが俺の鼻腔をついた。
髪形をした大盛汗だく男。その後、暫し会話をした後一緒の
ホテルに行くことになった。
日本経由で台湾に来た事などが判明。んで、ホテルにチェックイン。
そこで日本語が喋れる従業員が
に来た俺。そして特に目的もなく来たというアメリカ人の
台北予備知識は世界一高い建物がある、という事だけ。
23時にチェックイン後、どちらともなく話し掛けて一緒に
夜市に行くことにした。
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