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日志


2004/11/28

LEO

『やる前に負ける事考える馬鹿いるかよっ!』

 

と言って、アナウンサーを張り飛ばしたアントニオ猪木。

俺は猪木信者ではないが、TVで見ていて珍しく正論だなと思った記憶がある。

が、今の俺は、猪木からビンタをマジで食らえる5秒前ぐらいの心境である。

 

夕刻、いつも通りにジムに行くと、トレーナーが坊主頭にしていた。

昨日の俺への失言に対する反省の表れだろう。いい心掛けである。

 

エアロバイクに颯爽とまたがり、カモシカのようにこぎ始める俺。

大嫌いな有酸素運動を少しでも快適に消化させる為、

未来予想図を頭の中で思い描くことにした。

 

まず、タイに着いたら、速攻でバーミーヘーンを食べる。そして、5分歩いて

カオマンガイを平らげてから、夕飯に屋台でコームーヤーンソムタム・プー

そして、ガイヤーンなどのイサーン料理を、カオニャオ

 

ビール

 

で、喉に流し込・・・めないのかっ!今の俺はっ!

 

誰だっ!禁酒なんて言い始めたのはっ!!

 

俺だ・・・

 

無理だよ・・・ビールなしなんて・・・

 

そして、泣きそうな顔になり、ペダルをこぐ力が萎えていく・・・

 

 

『元気のない顔だな!スシ食ったか?』

 

トレーナーに闘魂注入ビンタを食らわせたくなったのは言うまでもない。

2004/11/27

WAK

風邪が治らない。

 

サボりたかったが、癖になるので気合で行くことにした。

ダンベル持って、死にそうな面持ちでトレーニングしてると

トレーナーがやって来て

 

『ダメだよ!CHOP SUEYをもっと食べて元気出さなきゃ!』

 

と、笑いながら俺の肩を叩く。ちなみに、『CHOP SUEY』とは

欧米人が勝手に名付けた、中華風肉野菜炒めである。(多分)

 

「いや、俺日本人なんだけど」

 

と言うと

 

『アー!ゴメン!ゴメン!あの・・・何だっけ?』

 

とトレーナー

 

「えっ?何だっけって言われても・・・」

 

そして思い出すトレーナー

 

『スシー!スシー!!』

 

「・・・・・・・・・」

 

さて、今日は早く帰って陳健一の麻婆豆腐を食べよう。

 

ねーよ

2004/11/17

桜間長太郎

日を追う毎に、『肉体改造』というタイトルと記述する内容が、X軸とY軸

のように反比例していっている(数学苦手なので適当)気がするが、まあ

そこは、毎年恒例のマイペースマラソンということで・・・

 

今日は腰痛のせいで、喘ぎ声を噛み殺しながらジムでトレーニング

することになった。無理はしないようにいつも通りのメニューをこなす。

一通り終えて、シャワーを浴びた後、ふと鏡を見ると、髪の毛がかなり

伸びているのに気付く。(本当はもっと前に気付いていた)

 

『床屋にでも行くかな』と思った刹那、過去の記憶が蘇る。

 

「床屋?アハハハハ!美容室でしょ!」

返す刀でもう一つ思い出す。

「リンス?フハハハハ!コンディショナーでしょ!」

 

クソッ!

 

『大和撫子のデリカシーはどこにいってしまったんだ!!』

『ココがヘンだよ日本人!!』

 

と、息巻いたところで、それはオッサンの遠吠えにすぎない。

「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がするっつってなあ

昔は男はチョンマゲだったんだよ!」と言ってやろうともしたが、

無意味なので諦めて唇を噛み締めた苦い思い出である。

 

さて、明日は理容室に行こう。

2004/11/16

ぎっくりドンキー

1年ほど使っている、かき氷用のイチゴシロップの匂いがする

ボディーシャンプーが、実は髪の毛用のただのシャンプーだと

いう事が判明。以上が本日最初のニュースです。

 

今まで散々身体を遊ばせてきたのに、今ではたった1日休ん

だだけで、不安になる自分がいるから不思議なものである。

先週の休み明けもそうであったように、今週も、休みの間に

また太っているんじゃないかと心配になり、普段より頑張る。

結果、負荷をかけ過ぎて腰を痛めてしまった・・・

 

ところで、禁酒してから2週間程経過したが、朝、目覚まし

なしでも、毎日同じ時間に目が覚めるようになった。しかも、

もし起きた直後に千尋の谷に突き落されても、100万ドル

の笑顔で這い上がって来れるほど爽快に。

 

人間、たった2週間で変われば変わるものである。

 

『健全な精神は健全な肉体に宿る!』

 

と豪語するには、自分の精神は雪印ばりのずさんな管理体制下

に置かれているので、上記の言葉の真偽は、ボディービルダーの

みなさんに聞いて下さい。

 

腰痛い・・・

2004/11/10

TAKE ME OUT

まだ、ジムに通い始めて1週間も経っていないのに、筋肉痛を

あまり感じなくなってきた。更に、胃が小さくなったのか、食事も

少量で問題なくなった。いい傾向である。

もっとも、筋肉痛を感じなくなったのなら、より負荷をかけなけ

ればいけないのだが。

 

有酸素運動中、初めて音楽が流れていることに気付く。

今までは有線が故障でもしていたのだろうか?聞き入っている

と、初めて聞いたときにはあまり好きじゃなかった、イギリスのバンド

Franz Ferdinand

の曲が流れる。どういう心境の変化か最近結構気に入っている。

嫌いな有酸素運動にも心境の変化が訪れればいいが・・・

 

それにしても、ジムをあがる時にみんな、「また、明日!」って

言うが、社交辞令ではなく本当に毎日来ているから恐れ入る。

ただ、更衣室外をフルチンで歩くのは止めて欲しい。

 

今日のトレーニングは肩と胸。

  • ショルダー・プレス 20回を4セット
  • ダンベル・プレス  12回を2セット
  • ダンベル・フライ  12回を2セット

それと、マシーン(名前分からん)を各部適度にやった。

今週から、ダンベルの重さは2キロ上げて8キロにした。

 

毎度つまらない内容だが、数ヶ月後に、コレを見て、

「昔は6キロごときで苦労したな」

とか、鼻で笑っている自分がいることを願って。

 

追記:ノンカロリーだと思っていたヨーグルトがただの乳脂肪カット

だということが判明。紛らわしいからデカデカと0%とか書くなっつーの!

 

 

バカリャウ

『ゴンッ!!』

 

静寂を打ち破る衝撃音がジム内に響く。

ランニングマシーンの止め方が分からず、床ベルトが回転した状態で

華麗に飛び降りようとしたが、疲労から脚が着いていかず、着地の際

にバランスを崩してマシーン脇の鉄柱に弁慶の泣き所をクリーンヒット。

 

「はぐうっ!」という声を押し殺し

「フゥ、危なかったぁ・・・」と呟く俺

 

思い切りぶつけたにも関わらず、何が危ない(しかも日本語)のかも良く

分からないが、周りの注目を浴びながら、声にならない痛みを噛み殺し

何事もなかったように腹筋をしに行く。そこで、休んだフリをしながら、泣き

そうな顔でスネを擦りながら痛みを堪えた。

 

そしてジムを出る頃にはプックリと腫れている武蔵坊・・・

ここポルトガルには湿布を貼るという習慣・・・いや、湿布そのものがない。

よって、病院に行っても、クリームを塗られて終了。つまり打撲した場合

冷やすくらいしか対処法がないのである。

 

帰宅後、冷凍庫に氷があるだろうかと心配しながらキッチンに向かうと、

同居人がドライヤーを片手に、冷蔵庫の前でキャッチャーのように座っていた。

俺に気づいた同居人は得意気に

「ポルトガルではリンゴだけを食べ続けるっていうダイエットがあるよ」

とアドヴァイス。

「(そんなことより)何やってんの?氷ある?」と俺が聞くと、

「冷蔵庫の調子が悪いから霜を溶かしてる。どうして?」と同居人。

「いや、脚が腫れちゃって・・・」

というと、冷凍のタラを俺に手渡してきた。

 

「なんのネタだよ・・・コレ」と思いつつもタラで脚を冷やしました。

 

2004/11/4

ジムとみのる2

『私のアゴの筋肉は常にビルドアップされ鍛えられています』

 

モハメド・アリとの一戦を前に猪木が記者会見で吐いた台詞である。

何故かそんな台詞を思い出しながら、ダンベルを使って『ワンアーム・

ハンマーカール』(ダンベルを脇を閉めたまま肩の位置まで上げる運動)

を左右交互に繰り出していた。

 

4年前は12キロのダンベルを使っていたのだが、今ではその半分の6キロ

でも以前の半分の回数もできなくなっている自分に驚くとともに、目の前

にいるトレーナーの鼻の穴から束になってハミ出している鼻毛。ソレと己と

を照らしあわせ、やるせなさを痛いほど感じてしまう。

 

予定していた4種類のダンベルトレーニングのうち、1種類を終えただけで

すでに、腕はプルプルと震え、着替えもうまくできない状態になりギブアップ。

トレーナーの「今日は初日だし、まあこれからだよ」という一言に甘えてしまう

自分が、何だかマラソン大会に一人遅れて夕方にゴールする少年とダブる。

 

「今日はこれで終わりにします」と言った俺に、トレーナーは少し考えてから

「明日からはシャツは裏返しに着るなよ」と、縫い目が表になっている、俺の

Tシャツを指差して笑った。(マジで気付かなかった・・・)

オヤジの鼻毛を引き抜く力さえ残ってなかった俺は苦笑するしかなかった。

 

フラフラした足取りで、帰り道にBARで炭酸水を頼むも、グラスを持つ手

が震える。(今のところアル中ではない)

それが、運動をして気持ち良い充実感なのか、もう運動しなくて良いという

開放感からなのか気分は悪くない。

 

今日は背中と、腕のトレーニングの予定だったが、背筋は落ちていなかった

らしく、それなりの成果は残せた。だが、体力がメッコリ落ちているという事実

は認めるしかなかった。

 

朝からツナ缶ライスとバナナしか食べていなかったので、さすがに空腹になる。

米を炊いて、またツナ缶で飯を食うことにした。

 

食後に、また3日坊主にしないためにも何かに記録しようと思い、ブログでも書

いてみるかな、と検索を開始。メールアドレスもホットメールだしMSNに決定。

さて、どこまで続くものやら・・・

 

ジムとみのる1

『ダイエット』、『ひきこもり』、『簡単』、『運動しない』、『1ヶ月で10キロ減』

 

などという虫のいいワードを、レゴブロックのように組み合わせて検索しまくっていた

俺も、電光石火でジムに入会してしまった以上は覚悟を決めるしかなくなった。

 

実にジムに行くのは5年ぶり(前回は自らを追い込むために半年分の会費を前払

いするも、結局トータル10回ほどしか行かなかった)とあって、トレーニング方法も

すっかり忘れてしまっていた俺は、本棚の奥に眠っていた一冊の本を取り出した。

 

『ハイブリッド肉体改造法Ⅱ』

 

友達に送ってもらった本だが、今ではただの読み物として俺の中で消化されて

いた。とにかく、もう一度目を通してみると『1日5食(2食はプロテイン)』という

のでまず「コレは無理」と却下。カロリー計算上寿司が良いというのも、すし屋

が存在しないので却下。サプリメント云々も、面倒なので却下する。

 

何にせよ、脂質をほとんど摂取しないで、エネルギー源である炭水化物と筋肉を

作るタンパク質を低カロリーでうまいことやり繰りすればいいんだろうと勝手に解釈。

そして、運動しないで貯め込んできたエネルギーは、体内に大量にありそうなので、

炭水化物の摂取量も減らし、トレーニングとダイエットを並行させて行うことも決意

する。

 

その後もボディービルダーのサイトを見て「いや、コレは違う」などとやっているうちに

小腹が空いてきた。

 

今朝は面倒だったので前日の残りの冷やメシを電子レンジで温めたものに、ツナ

缶をぶっかけただけのものを食べた。未だに冷蔵庫には断食祭りの余韻が残ってい

て調味料しかない。ジムに入会した後もやる気を出してスーパーへは行かず、八百

屋で「昔、何かの番組でスポーツ選手が食べていた」という理由でバナナ一房だけ

買ってきたので、それを1本を食べてジムへと出陣。

 

受付の女の子に、漫画『1・2の三四郎』のような下心丸出しの笑顔で挨拶をして

更衣室へ。まずはトレーナーのおっさんに導かれるまま、巨大なストックのような棒

を両手に持って、ペダルに足を乗せて擬似歩行をする巨大な竹馬のようなマシーン

に乗せられる。

「これ10分間やって」と言われ、それは難なくクリアー。

 

有酸素運動は、20分までがカロリーの消費、それ以降から体脂肪が燃焼すると

本で読んだので、おっさんにエアロバイクを20分やりたいと申請する。

しかし、10分後には汗だくになり「有酸素運動はもうやりたくない!」と初日にして

負け犬宣言寸前まで追い込まれる。

CDウォークマン持ってくれば良かったとも思ったが、以前引越を手伝ってくれた友達に

お礼であげたのを思い出し、仕方がないので頭の中で『失恋レストラン』をエンドレス

で流すことに。

 

息も上がってきた俺は、心拍数が下がらないうちに最大の難関である腹筋に挑むこと

にした。豚が屠殺場に送られる時のような表情で、カミさんに頭が上がらなそうな困

った形の眉毛をしたトレーナーのおっさんに訴えかけ、20×5セットを大謝恩セールで

3セットに値引きしてもらう。

 

曙が何故勝てないかという理由が、なんとなく分かった気がした。